ー 防災用品 ー
避難所での生活を余儀なくされている方々に少しでもラインバシーを確保出来るように主に段ボールで構成された少人数且つ短時間で組み立てられる更衣室&授乳室です。ほかの用途に使われることや被災者の心理状態を考え、閉塞感や圧迫感を感じさせない、車椅子のままでも入れる余裕の空間サイズにしました。また天井や側面には明かり窓があるため十分な光が内部に届きます。広い避難所の遠くからでも更衣室&授乳室であることが分かるように全面にアイコン表示をしました。さらに入口には「使用中」「空き」の表示板があり安心してお使いいただくことができます。
製造販売 会社情報 | |
会社名 | 安達紙器工業株式会社 |
所在地 | 新潟県長岡市東蔵王2-7-30 |
電 話 | 0258-24-2145 |
受付窓口 | http://www.adachishiki.co.jp |
弊社は1995年阪神淡路大震災がキッカケで、硬くてしなやかでしかも軽い紙を木やプラスチックより丈夫な素材に再生加工、紙だとは考えられない新感覚の防災用品づくりに取り組んできました。
2004年中越地震発生。中越地方全域で避難者数は約10万人、避難所は603カ所を数えました。その避難所の実態調査で「更衣室なし」が70%「授乳室なし」89%という惨たんたる結果が出て、急きょ段ボールと特殊紙で囲む簡単組み立ての更衣室&授乳室の制作に取り掛かりました。最初は周りを囲っただけの目隠し程度でしたが、試行錯誤を重ねていまや完全に「部屋」として機能します。
紙は人に優しく地球にも優しい100%天然由来の素材です。だから被災者のお役に立ち、さらには地球環境にも貢献できる、そんな仕事に誇りを持って日々励んでいます。
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